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ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強』(-ゼット -さいきょうたいさいきょう)は、1991年7月20日に公開された『ドラゴンボール』シリーズの劇場公開作第8弾である。監督は橋本光夫

夏休みの東映アニメフェアの1作品として上映された。同時上映作は『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』『まじかる☆タルるートくん 燃えろ!友情の魔法大戦

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解説

邦画興行収入(23.8億円) 1991年邦画配給収入(14.0億円)

時期的には悟空がナメック星から地球に帰還後、人造人間と闘うまでの3年間の物語であるとされている[1]

なお、映画公開時点では原作でもトランクスが登場したばかりで、作中で悟空がフリーザを倒したという台詞がありながらアニメではまだ悟空とフリーザとの戦いさえ終わっていなかった。このように、物語が大きく動いている最中に作られた映画作品であった。

2006年4月14日発売の「ドラゴンボール劇場版DVD-BOX」に収録されており単品のDVDは2008年10月10日発売。

あらすじ

物語の始まりは、TVSP『たったひとりの最終決戦』で描かれたサイヤ人の故郷である惑星ベジータ崩壊の時まで遡る。

サイヤ人の中から伝説の超サイヤ人が現れ、いずれ自分の脅威となることを危惧したフリーザの手により、惑星ベジータもろともサイヤ人の大部分が吹き飛ばされる直前、惑星ベジータから一人の下級戦士の赤ん坊「カカロット(後の孫悟空)」を乗せた宇宙ポッドが辺境惑星に発射されていた。フリーザの兄であるクウラはその一部始終を映像で見ていたが、その際クウラの部下が悟空を乗せた宇宙ポッドを発見。しかし、クウラはフリーザの不注意でポッドを見落とした以上、フリーザ自身が始末をつけるべきとして見逃した。

その二十数年後、フリーザがサイヤ人に倒されたことを知ったクウラは、そのサイヤ人を滅ぼすために機甲戦隊を引き連れて地球へと向かうのだった。

ゲストキャラクター

クウラ達のキャラクター紹介は、映画上映前の「週刊少年ジャンプ」1991年6月10日第25号に記載された。なお、クウラとクウラ機甲戦隊は、ファミコンゲーム『ドラゴンボールZIII 烈戦人造人間』にも敵キャラクターとして登場を果たしている。

クウラ
フリーザの兄。通常からフリーザの最終形態に相当する形態でカラダを慣らしており、そこからさらにもう一つ上の変身をする事が出来る。劇中では、フリーザが自分を「宇宙一」と称するように、自身も「宇宙最強」と称していた。
兄弟だけあって声も外見もフリーザに似ているが(声は2人とも中尾隆聖が担当。フリーザよりも若干低い声で演じ分けている)、その性格は弟以上に残忍で冷酷。弟のフリーザや父親のコルド大王は、相手に利用価値があれば、自分の部下として働かないかと打診するが、クウラの場合は事情如何を問わず、自分が気に入らぬ者はその星ごと徹底的に壊滅させなければ気が済まない。その為、フリーザの事を「まだまだ甘い」と語っていた。
弟が悟空に倒されたことを知り、自身の親衛隊「クウラ機甲戦隊」を率いて地球に来襲。最終形態に変身して悟空を圧倒するが、怒りによって超サイヤ人に変身した事で形勢逆転される。不意をついて巨大エネルギー弾で地球もろとも悟空を殺そうとするが、それを受け止めて押し返しされ、そのままの状態でかめはめ波を放った事で太陽まで吹き飛ばされる。かめはめ波と太陽に挟まれ、体が崩壊していく際、二十数年前に悟空を乗せた宇宙ポッドを自身が見逃していた事を思い出し、フリーザだけではなく自分も甘かったと自嘲しながら消滅した。
だがそれでも完全に死亡してはおらず、後の劇場版『ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち』にて、脳だけの状態になって宇宙空間を漂っていた事が判明し、サイボーグ化された「メタルクウラ」となって再び登場する事となる。あらすじなどでは、弟のフリーザの仇を討つために悟空の前に現れたと書かれている事が多いが実際は自分達の一族に泥を塗ったサイヤ人への復讐が目的でゲームではフリーザとの会話や、IFストーリーなどで自分こそが宇宙最強だと兄弟対決をするなど二人の仲の悪さが出ている。
使用する技はフリーザと類似し、目・指からの光線(目から発射する物は破壊光線と呼称)、腕を振り上げての巨大エネルギー弾を使用している。
劇場版『ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ』のポスターには、最終形態の姿であの世から復活した悪役達の中に紛れている。『ドラゴンボールGT』(第42話)では、父親のコルド大王などと共に最終形態の姿で地獄から復活しているシーンがあった。
OVAサイヤ人絶滅計画ではフリーザ、ターレス、スラッグとともにゴースト戦士となって復活。倒された恨みを晴らすべく再び悟空と対決している。この時は変身前の姿をしていた。フリーザからは「クウラ」と呼び捨てにされ、タメ口で会話していた。作品によっては話し方や呼び方が異なっている。現在の設定では普段は「兄さん」と呼んでいるが本人がいない場合は「クウラ」と呼び捨てし、本性を出している時(第二形態やフルパワー形態)は「アニキ」と呼んでいる。
名の由来はクーラーであるが、直接的過ぎるので悩んでいたプロデューサーの森下孝三が、自身の出身である静岡県方言で食事をする時に言う言葉「メシでも食うら」をふと思い出し、「クウラ」に決めたとしている[2]

クウラ機甲戦隊
クウラ直属の配下にして、フリーザ直属の配下ギニュー特戦隊に相当する戦隊。特戦隊同様に隊員個人のファイティングポーズを披露している。隊員の名は、いずれもサラダにかける調味料に由来する。メンバーは3人と少数だが、1日で7個の惑星を破壊できる実力を持つとされる。ドラゴンボールSPARKINGシリーズやドラゴンボールレイジングブラスト2の対戦で、クウラに反旗を翻す所を見ると、フリーザを純粋に尊敬しているギニューとは違い、3人とも絶対的な忠誠心があるわけでない。
彼らが着用している戦闘服はフリーザ軍の惑星戦士が着用しているものとほぼ同様のデザインだが、カラーリングは白を基調としており、左側の肩パットがなく右肩だけとなっている。また、20年前から外見に変化は見られず、デザインが新型と同様のスカウターを着用している。

サウザー
機甲戦隊のリーダー。
戦闘力170,000。惑星クウラNo.98(旧ブレンチ星)出身。出身星の重力が大きかった為に身体は小柄だが、その分、他の星では非常に身軽である。7000の宇宙語を話せるほどの頭脳の持ち主。特戦隊のジースとは、二重太陽のある同じ星系出身の仲間で、またギニューとは機甲戦隊の隊長の座を争ったライバル同士であった。
スピードのネイズ、パワーのドーレと比してテクニックに優れ、エネルギー手刀とどどん波のようなビームを用いる。悟空のパワーに吹き飛ばされるが、クウラが太陽に飛ばされて一度倒された後も生き残っていた。満身創痍の悟空達に襲いかかろうとするが、不意に飛んできたピッコロの「魔貫光殺砲」で右胸を撃ち貫かれて死亡する。
プレイステーション2専用のゲームソフト『ドラゴンボールZ Sparking! NEO』及び、続編の『ドラゴンボールZ Sparking! METEOR』では、機甲戦隊の中で唯一登場。上記の設定もあってかギニュー特戦隊とは仲が悪く、特戦隊と戦わせると「貴様らのようなお茶らけ軍団は引っ込んでいろ!」と挑発するような台詞を言う。また、プレイステーション3専用ゲームソフト『ドラゴンボール レイジングブラスト2』では、他の機甲戦隊のメンバーと共に登場。同族のジースに対して「強さでも顔の良さでもオレには勝てない」と挑発する。
名の由来はサウザンアイランドから[3]

ドーレ
戦闘力185,000。惑星クウラNo.256(旧ベッパー星)出身。マグマの中に大陸がある星の出身で、鍛え上げられた非常にタフな身体を持っている。元は宇宙プロレス連盟のレスラーで、対戦相手を全て殺害するなど性格は残虐。悟飯の尻尾を握って脱力させてから痛め付けるが、駆けつけたピッコロに苦戦する。最後はピッコロが放った「追跡エネルギー波」に辟易して押し返そうとするも耐えられず、直撃を受けて死亡した。
名の由来はドレッシング[3]

ネイズ
戦闘力163,000。惑星クウラNo.6(旧ゾルト星)出身。水ばかりの惑星に住む、両生類の一種から進化した種族。しなやかで弾力性のある皮膚と骨格を持ち、亀のように首を胴体に引っ込めたり、手足を伸ばす事が出来る。体内に発電器官があり、全身から高圧電流を発することも可能で、ピッコロにそれを仕掛けた。ピッコロは苦しんでいる様子を見せたが、直後に返されて感電し死亡した。クウラ機甲戦隊は、実質的にピッコロ1人に倒された形となった。
名の由来はマヨネーズ[3]
ハイヤードラゴン
孫悟飯と仲良しのドラゴン。悟飯を背中に乗せてカリン塔まで連れて行くなど活躍した。
詳細はハイヤードラゴンを参照

声の出演


スタッフ

主題歌

脚注

  1. 渡辺彰則編「DBZ THE MOVIE BATTLE STORIES №5『とびっきりの最強対最強』」『ドラゴンボール大全集 6巻』集英社、1995年12月9日、ISBN 4-08-782756-9、78頁。
  2. 渡辺彰則編「'92memorial」『ドラゴンボール大全集 6巻』104頁。
  3. 3.0 3.1 3.2 渡辺彰則編 「ANIMATION'S GLEANINGS DBアニメの舞台裏 Planning PART2・TVスペシャル&劇場版編」『ドラゴンボール大全集 補巻』集英社、1996年8月18日、ISBN 4-08-102019-1、68頁。

関連項目

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