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ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』(ドラゴンボールゼット もえつきろ!!ねっせん・れっせん・ちょうげきせん)は、1993年3月6日に公開された『ドラゴンボール』シリーズの劇場公開作第11弾である。監督は山内重保

春休みの東映アニメフェア「鳥山明・ザ・ワールドII」として上映された。同時上映作は『Dr.スランプ アラレちゃん んちゃ!ペンギン村はハレのち晴れ』。

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解説

邦画興行収入(23.3億円)、1993年邦画配給収入(13.7億円)

ドラゴンボールの映画では初めてとなる長編作品(70分)として作られており、タイトルは当時人気だったフォーミュラ1をイメージして付けられている[1]。また、この作品からキャラクターデザインと作画監督が、前田実から山室直儀に交代されている。

悟飯が超サイヤ人になるのは映画では本作が初。またトランクスが長髪で登場することなどから、セルゲームまでの空白となっている3日間のうちの出来事のひとつであるとされている。ただセルゲーム前の緊迫した状況下で花見をしているなど、やや不自然な点もあるとも解説されている[2]

敵キャラクターのブロリーは、今作を含め『危険なふたり!超戦士はねむれない』『超戦士撃破!!勝つのはオレだ』の計3作にいずれもメインで登場する人気キャラクターとなった。

またブロリーの驚異的な戦闘力を目の当たりにして、戦意を失い物語の後半まで怯え続けるベジータ、「少しは手加減しろ!」と辟易する悟空など、珍しい描写も盛り込まれた。

2006年4月14日発売の「ドラゴンボール劇場版DVD-BOX」に収録されており単品のDVDは2008年11月14日発売。

あらすじ

悟飯の予備校受験のため、悟空は慣れないスーツを着せられチチから厳しく「教育パパ像」を吹き込まれていた。

悟空がそんな目にあっているとは知らず花見を楽しんでいた悟飯達のもとに宇宙船が降り立ち、中から一人のサイヤ人が現れる。彼はパラガスと名乗り、ベジータを新惑星ベジータの王として迎えに来たと言う。最初は興味が無かったベジータだったが、パラガスの「伝説の超サイヤ人を倒し、サイヤ人のかつての栄華を取り戻す」という口車に乗せられ彼とともに宇宙へ飛び立ってしまう。酔った勢いで宇宙船に乗り込もうとする亀仙人やそれを止めようとする悟飯、クリリン、ウーロン、ベジータを連れ戻そうとするトランクスも連れて。

同じころ、面接会場にいた悟空は界王から「大変な事が起きた」と呼び出された。界王によると伝説の超サイヤ人が南の銀河を破壊し、次は北の銀河が狙われているので、その討伐を頼まれたのだった。

ゲストキャラクター

シャモ
ブロリーに惑星シャモを荒らされ、連れて来られた奴隷の一人。食料をロクに与えられず、働かされ体調を崩した老人を介護していたところをアンゴルに襲われるが、悟飯達に助けられ、食料を与えられる。
前述の一件から超サイヤ人を「宇宙の悪魔」と評していた。
試験官
悟飯の予備校の面接官。悟空の趣味を聞こうとするが、突如瞬間移動で消えた悟空を見て、チチに対し「お父さんは魔法使いか何かですか?」と驚いていた。

敵キャラクター

ブロリー
サイヤ人に伝わる伝説の超サイヤ人。防御力にも優れており、伝説の超サイヤ人に変身した際はベジータが戦意をなくしている。
悟空と同じ日に生まれ、隣り合った保育器で育てられていたが、悟空の泣き声に泣かされていたため悟空に対し異常に強い憎しみを持つ。

詳細はブロリーを参照


パラガス
ブロリーの父親。かつて息子の異常な戦闘力からベジータ王によって息子共々撃ち捨てられる。しかし、フリーザが惑星ベジータを攻撃した際に息子のブロリーの潜在能力が覚醒し、九死に一生を得る。その後、制御のきかないブロリーによって左目を潰されるも、何とか制御装置の開発に成功し、ブロリーの力を使い全宇宙を支配することを企む。その手始めとして、邪魔者であり、恨みを持っているベジータを葬るため、伝説の超サイヤ人を餌に新惑星ベジータへ王として迎え、グモリー彗星と共に殺害しようとする。その大芝居のために全宇宙からならず者たちを集めたり、シャモ星をブロリーに襲わせてシャモ星人を従わせたりしていた。どう調べたのかは不明だが、未来から来たトランクスを初見で「ベジータの息子」と認識していた。
作中にてスカウターを使用してはいないが、深夜に悟空を襲ったブロリーの動きを察知したほか、彼に「気を高めるな」などと発言していたことから、明確な描写はないものの悟空たちと同じく気を探る力を持っている様子。
ブロリーを緊箍冠のような機械によって制御していたが、新惑星ベジータから脱出しようとした際に暴走した彼の手によって脱出用ポットごと押しつぶされ殺される。ブロリーもろともベジータ王に殺されそうになった際に息子の命を助けるよう懇願したり、消滅寸前の新惑星ベジータにブロリーを置き去りにしようとする際も「可哀想だが」と口にするなど、父親らしい一面を見せている。しかし、ベジータ達をおびき出す為だけにブロリーに南の銀河を破壊させたり、狂った笑声をあげたあと忠誠を誓ったモアを殺害するなど、狂気じみた言動も目立つ。
復活のフュージョン!!悟空とベジータ』では、この世とあの世の混乱によって復活している描写が、わずかながら描かれている。
ベジータ王と直接面会できバーダックとも面識があることから「高い地位でバーダックの上司ではないか?」との説がある[3]
名の由来はアスパラガス[1]
アンゴル
パラガスの部下。シャモ星人の奴隷を監視し鞭を振るうが、悟飯に倒される。
パラガスが集めた彼と同じ姿の部下が多く登場するが、他の部下がボディスーツ着用なのに対しアンゴルはズボンやブーツ等のデザインが異なる。
モア
パラガスの部下。彼の傍らにいてグモリー彗星衝突の秘密を知り、地球に移住しても働くと忠誠を誓ったが、パラガスに殺されてしまう。
科学者
パラガスの部下。黒いローブを纏い、その下はタコの様な姿をしている。ブロリーを制御するリモコンを作った。

声の出演

テンプレート:出典の明記

スタッフ

主題歌

2曲共に、作曲 - 清岡千穂、編曲 - 山本健司

その他

アメリカにおいてFUNIMATIONからDB初のBlu-ray Disc作品として、本作と『危険なふたり!超戦士はねむれない』が同時収録されたBlu-rayが販売された(現在は、多数のDBのBlu-ray作品が販売されている)。フィルムはオリジナルのままでハイデフ用にリマスターされ画像が向上されている。オリジナルの日本語音声も収録されている。

脚注

  1. 1.0 1.1 渡辺彰則編 「ANIMATION'S GLEANINGS DBアニメの舞台裏 Planning PART2・TVスペシャル&劇場版編」『ドラゴンボール大全集 補巻』集英社、1996年8月18日、ISBN 4-08-102019-1、68頁。
  2. 渡辺彰則編「DBZ THE MOVIE BATTLE STORIES №8『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』」『ドラゴンボール大全集 6巻』集英社、1995年12月9日、ISBN 4-08-782756-9、106頁。
  3. 渡辺彰則編 「VARIETY OF DB アニメ版サイヤ人の構成」『ドラゴンボール大全集 補巻』72頁。
  4. シャモとブロリー(赤子時)は役名および担当出演者の表記は無し。

関連項目

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