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ナッパ

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ナッパ(Nappa)は、鳥山明原作の漫画作品『ドラゴンボール』、及びそれを原作としたアニメに登場する架空の人物。

キャラクター概要 編集

惑星ベジータの爆発時に他所の星に送り込まれ、生き残ったサイヤ人のひとりでエリート階級出身者。ラディッツベジータと比べて屈強な体格で、口髭を生やし、スキンヘッドが特徴の巨漢。戦闘民族サイヤ人のエリートというだけあり、その実力はフリーザ軍一般兵の上位レベルに位置し、他の兵士たちからは「ナッパさん」と敬称で呼ばれているが、ベジータ、キュイのような上級兵士ではない。

原作では命令には忠実なものの、一応ベジータと同等であり、対等な口調で話している。アニメでは幼少期からベジータの面倒を見てきた直属の部下であり、敬語を使う。しかし、ベジータに対する呼び方はアニメでも「様」を付けることもあったが、基本的には「ベジータ」と呼び捨てだった。ゲームなどでは原作に準拠している場合が殆どである。『ドラゴンボール改』では原作同様、ベジータには対等な口調の物言いに変更された。

若き姿が描かれた『ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦〜フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父〜』では「ベジータ様」と呼んでいる。また、スキンヘッドではなく頭髪を残しており、体格は原作初登場時に比べると若干細身である。

地球襲来時の年齢は50歳以上[1]

性格・人物 編集

作中では出自についての詳細が語られることはなかったが、名門出のエリートと自分の生まれに誇りを持っている。下級戦士のラディッツやカカロット(孫悟空)を見下し、馬鹿にしている節があった。スカウターの通信で、ベジータとともにドラゴンボールの話を聞いた際に、ラディッツを蘇らせることを提案しているが、ベジータから切り捨てられ、直後に「不老不死」の願いをドラゴンボールで実現させることを提案されると、即座に同意している。地球でピッコロたちと対峙した際にも、ラディッツを「弱虫ラディッツの馬鹿」と呼んでいた。

性格は粗暴で、サイヤ人の例に漏れず冷酷かつ残忍だが、ベジータを非常に恐れており、その命令に対してだけは従順だった。感情的かつ短気な面があり、ベジータの「悟空を3時間だけ待つ」という提案に反発し、それを待たずに単独行動をとろうとして彼に一喝されたことがある。また、東の都を爆発波で吹き飛ばした際にはベジータから「もし近くにドラゴンボールがあったら、自分たちの願いはパアになる」として、その軽率さを戒められたり、悟空の予想外の強さに苛立つナッパを叱咤してから、心の中で「単細胞の馬鹿」と罵っていた。アニメでは、孫悟飯の挑発に乗る様子を見ていたベジータから笑われる描写がある。

さらにアニメでは、惑星の占領報告に対して全く恩恵を与えようとしないフリーザに食って掛かろうとしてベジータに制止されたり、惑星ベジータがフリーザの手によって滅ぼされたことを知っており、ベジータに「悔しくないのか」と聞いている描写が追加されており、フリーザに対してはベジータと同様に少なからず敵意があったようである。

ストーリーへの絡み 編集

地球襲来前後 編集

フリーザの命令で攻めていた星が、サイヤ人3人で攻めるには強敵揃いで苦戦しそうだったため、弟・カカロットを仲間に引き入れるために地球へ向かったラディッツが、カカロットとピッコロのタッグの前に敗れ去ったことを、ベジータとともにスカウターの通信で知る。スカウターの通信で聞いた「どんな願いでも叶う」というドラゴンボールを手に入れ、自分たちが半永久的に戦闘を楽しむために永遠の命を貰い受けるというべジータの提案に賛同し、地球へ向かい到達まで長い睡眠に入る。アニメでは途中でアーリア星に立ち寄り、そこを支配する独裁者を打倒した後にその星を消し去っている。

そして1年後、ベジータとともに地球の東の都に降り立ち、「挨拶」と称して片手の指を上に挙げて爆発波を発動し、東の都を住人もろとも吹き飛ばす。そして高い戦闘力を持つ者をスカウターで探し当て、ピッコロたちの前に現れる。ピッコロがナメック星人であることに気付き、ドラゴンボールの情報を聞き出そうとするが拒絶される。ベジータの命を受け栽培マンを6匹生み出し、クリリンたちや遅れてやって来たヤムチャ天津飯餃子と戦わせる。栽培マンをクリリンの拡散エネルギー波で倒され、自分とベジータも攻撃されるが効かなかった。

地球人たちとの戦い 編集

栽培マンを全て倒されたことで戦いの場に登場する。餃子の超能力を全く寄せ付けず、天津飯に襲いかかり彼の腕を殴り付けて切り落とし、さらに追撃して大ダメージを与えとどめを刺そうとしたところに餃子に背中に張り付かれ自爆されたが全く効かなかった。アニメでは、天津飯は片腕を失いながらもナッパに連続で攻撃を仕掛けたが当たらず、逆に手痛いダメージを受ける場面が追加されているほか、自爆しようと背中に張り付いた餃子はナッパの背中ごと岩壁に何度も叩きつけられて流血させられるといった描写が追加されている。天津飯の最期の気功砲も、着ていた戦闘服を破損させられて体の各所にかすり傷をつける事しかできなかった。その後べジータの命令で悟空が来るまで3時間待つことになるが、アニメでは3時間の間に街を破壊し軍隊を全滅させ多くの地球人の命を奪った。悟空が来ないまま戦いは再開しピッコロによりサイヤ人の弱点である尻尾を握られるが、既に弱点を克服していたため通用せず。悟空が接近した局面で、その到着までの間に喰い止めようとする悟飯に襲い掛かるが逆に蹴り飛ばされ、逆上し悟飯にエネルギー波を放ち、それをかばったピッコロを殺害する。さらにピッコロの死に泣き叫び、怒りを見せた悟飯の魔閃光を片手で弾き飛ばした。

最期 編集

ナッパは力を使い果たした悟飯を「ぐしゃぐしゃに潰された息子の顔を見たときのカカロットの顔が楽しみだ」と叫びながら踏み潰そうとするが、界王のもとで修行した悟空に阻止された。悟空に襲いかかるが攻撃がまるで当たらず、倒された仲間たちの恨みとして攻撃を次々と食らい、全く歯が立たなかった。業を煮やしたベジータから戦いを中断するよう命令されるも、「そのまま引っ込むのは気が済まない」として控えていたクリリンと悟飯に襲い掛かったが、界王拳を発動した悟空の突進で再起不能のダメージを負い、ベジータに助けを求めるが「うごけないサイヤ人は必要ない」と上空へ投げ飛ばされ、強大な気功波によって消滅させられ処刑される。その後の登場は無く、ナメック星編で悟飯を見たフリーザが「ナッパにも似ていない」と名前に言及しているのみ。アニメではベジータの回想シーンで登場している。

ドラゴンボールGT 編集

この世とあの世がつながったことで地獄から復活し、爆発波で都を吹き飛ばすなどしていたが、ベジータに「破壊するだけの脳たりん」などと罵言を浴びせかけられた後、あっさりと倒される(ベジータの言葉に反応した時の表情から、恨みを持っていた模様)。地獄に舞い戻った後は、レッドリボン軍と仲良く会話しながら歩いていたが、かつて自分が殺したことのあるピッコロが地獄にいることに驚愕する。

戦闘力 編集

公式戦闘力は4000。鍛え上げられた肉体から繰り出されるナッパの力は、当時の地球の戦士たちと比べると相当なものである。アニメでは、悟空を3時間待つあいだにナッパたちを倒そうと出陣した軍隊を1人で壊滅させ、地球襲来前に到着した星の巨大生物イエディーとのパワー比べで勝つほどの驚異的な強さを見せている。

しかし上述の性格面での尊大さや粗暴さから攻撃移行時には隙ができやすく、そこをピッコロたちに何度となく突かれて苦戦したほか、悟空から一方的に攻撃された挙句「たいしたことない」、ベジータからは「単細胞のバカ」などと酷評されたこともある。

とはいえ、その時ベジータに頭を冷やすよう一喝されてからは、戦闘力にかなりの差がある悟空に対して互角に渡り合い、戦闘力ばかりでなく格闘の技術の高さを見せつけた。悟空もナッパへの評価を次々と引き上げている[2]

耐久に関しては、餃子の自爆攻撃や天津飯の気功砲をまともに受けてもほとんど無傷だったことでクリリンを絶望させた。また、当時戦闘力が8000以上(ベジータのスカウターが計測)の悟空の攻撃を立て続けに食らっても倒れないほどで、かめはめ波が直撃ではないにせよ命中したのにダメージがほとんど見られず、その体の頑強さは悟空も認めたほど[3]だった。

ゲームでのナッパ 編集

ナッパの攻撃力の高さは、一部のゲームにも反映されている。ファミコンゲーム『ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人』では最終ボスであるベジータの前の中ボスとして登場している。HP(体力数値)が、登場する敵キャラクター中で最も高く、BP(戦闘力数値)は原作どおり4000だが、攻撃力の内部数値として悟空16、ベジータ25に対して、ナッパは65という特殊な補正が掛かっており、桁外れの攻撃力を誇る。そのほかのゲームでも、比較的体力が高めに設定されることが多い反面、すばやさは低く設定されることが多い。

ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説』では死亡後ピッコロの界王星での修行の対戦相手としてラディッツと一緒に界王様に連れてこられる。

格闘ゲームでの初登場はプレイステーション2専用ソフト『ドラゴンボールZ』。同作では、ベジータがifストーリーでナッパの死に激怒し、ヤジロベーにナッパを侮辱された怒りから超サイヤ人に覚醒するシーンがある。

ドラゴンボールZ Sparking!』シリーズにおいてベジータと戦うと「自分はいつまでもベジータの手下ではない」という趣旨の台詞を発し、ベジータに反旗を翻す言動を取る。また、ベジータ王やフリーザと戦うと「こうなったらやるしかない」と敵わないと分かっていながらも立ち向かう言動を取る。続編の『ドラゴンボールZ Sparking!NEO』以降ではゲームオリジナルの大猿ナッパが登場する。大猿は額が少し禿げていて、知性と理性を保つことができる。

ナッパの主な技 編集

※技名はいずれもゲームでのもの

クンッ[4]/爆発波[5]/フレイムピラー[6]/ジャイアントストーム[7]
中指と人差し指を「クンッ」と上方に突き出し、自分の周辺を爆発させる。地球に降り立った際に「挨拶代わり」としてこの技を使用し、東の都を跡形もなく壊滅させた。悟空との対戦時にも使用し、GTでもこの技で街ひとつを消している。ナッパの代名詞ともいえる技で、この技を出すポーズがフィギュアやゲーム中のイラストにもなっている。
アームブレイク[8]
相手に突進し、相手の腕を殴りつける技。作中ではこの技により天津飯の左腕を切断した。アニメでは突進した際、最初に左腕でぶつかり、天津飯の腕を腫れ上がらせるような描写がなされている。
ピッ/ブレイジングストーム[9]/ジャマだ![10]
「ピッ」という擬音とともに衝撃波を発生させる。窮地に陥った天津飯を救出に向かったクリリンに対して繰り出した。その威力は大地に大穴を開けて深く抉るほど。
デラックスボンバー[11]/インパクトボム[8]
大きく振りかぶって放つ気功波で、炎のように揺らめくのが特徴。クリリンにダメージを与え、ピッコロを殺害した技。しかし悟空には気合い一つで消し飛ばされた。同様の技をラディッツ、ベジータも使用している。
超魔口砲[12]/カパッ/口からエネルギー波[5]/ライトニングキャノン[13]/ブレイクキャノン[11]
「カパッ」という擬音とともに大きく開けた口から放つ気功波。本人曰く「自分の最高の技」と言うとおり、戦闘力にかなりの差がある悟空に「まともに喰らったら危なかった」と言わしめるほどの威力を誇る。ゲームオリジナルの大猿形態の時もこの技を得意技としている。

備考 編集

名前の由来は菜っ葉から。物語に登場するサイヤ人の中で唯一、日本語由来の名前である。

ベジータと同じく、アニメでの初登場時の戦闘服の色は地球襲来時と違い、ラディッツと同じ茶色と黒だったが、地球襲来時は黄土色と黒に修正されていた。また、地球襲来前と襲来時では、髭型も若干異なっている。『ドラゴンボール改』では初登場時から黄土色と黒色の戦闘服に再編集された。

アニメにおける前述の悟飯の挑発でナッパの母親(「母ちゃん」と呼ぶ)をでべそだと言われ、「どうして知ってんだ!?」と動揺している。

劇場版『ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ』のメインポスターでは地獄からよみがえった悪役たちの中に紛れている。

迷い猫オーバーラン!(マンガ版)』で雑誌内の特集記事に登場。

脚注 編集

  1. ドラゴンボール大全集の記述より。
  2. 「たいしたことない」から「マシになった」へ、さらに「今のは危なかった」へと。
  3. 「とんでもねえタフさなのはさすがだな」「本当にタフ」「きりがない」などと発言しており、こちらも評価を引き上げていた。
  4. プレイステーション2ソフト『ドラゴンボールZ Sparking!METEOR
  5. 5.0 5.1 ファミリーコンピュータソフト『ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人
  6. プレイステーション2ソフト『超ドラゴンボールZ』 ナッパ自身は操作キャラクターとしては登場しない
  7. プレイステーション2ソフト『ドラゴンボールZ3
  8. 8.0 8.1 プレイステーション3・Xbox360ソフト『ドラゴンボール レイジングブラスト
  9. プレイステーション2ソフト『ドラゴンボールZ Sparking! NEO
  10. ニンテンドーDSソフト『ドラゴンボール改 サイヤ人来襲
  11. 11.0 11.1 プレイステーション2ソフト『ドラゴンボールZ』シリーズ
  12. プレイステーション2ソフト『ドラゴンボールZ Sparking!』シリーズ
  13. ゲームボーイカラーソフト『ドラゴンボールZ 伝説の超戦士たち

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