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アニメでの声優古川登志夫[1](幼少期は鶴ひろみ)。原作其之百六十一「孫悟空 勝つ!!」、アニメ『ドラゴンボール』第124話「雲の上の御神殿」でそれぞれ初登場。サイヤ人編以降の主要戦闘キャラクターの1人である。

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キャラクター概要 編集

ピッコロ大魔王が、悟空との戦いに敗れて息絶えようとした寸前に吐き出された卵から誕生した。大魔王の息子[2]であると同時に、大魔王の生前の記憶と能力の殆どを受け継いだ分身[3]であり、生まれ変わりでもある[4]。本来なら神は大魔王が爆死した際に、一緒に消滅するはずだったが、彼の卵が吐き出されたことで無事であった。

孫悟空を倒すため、天下一武道会に乗り込み、正体を隠すためマジュニア(「魔Jr.」)と名乗っていた。第25回天下一武道会でもパニックを避けるため、このもう一つの名を使用していた[5]。関連書籍でも悟空と対戦した天下一武道会編では、概ね「マジュニア」と記される事が殆どで、 「ピッコロ」の呼称はサイヤ人編から正式名称と扱われた。書籍でも「ピッコロ」を基本名とされながらも、「マジュニア」も偽名とはされておらず、別名とされている。

初めて悟空と出会ったときの年齢は肉体こそ急成長したものの、僅か3歳ということになる。悟空とは実に16歳もの開きがあり、弟子の悟飯にいたっては4歳しか年齢が離れていない。ただし、初代ピッコロ大魔王(更には大魔王と分離以前の一人だった頃の神も含む)の数百年以上の記憶を受け継いで生まれた分身でもあるため、年齢による幼さを感じるということは無い。

人造人間編にて神と融合し、超サイヤ人を凌駕する実力を得た。セル消滅後は神殿でミスター・ポポデンデと暮らす。

青年期の身長は226cm、体重116kg。ただし、第23回天下一武道会の際はまだ成長段階にあったためか、孫悟空らとそれほど差はなかった。

一人称は終始「オレ」であり、初期には「オレさま」も見られたものの、父とは異なり「わし」、「わたし」を使用したことはない。

性格・人物 編集

ほぼ一貫してクールなキャラクターだが、それゆえに周囲のギャグ的なノリに振り回されることもあり、フュージョンの指導やゴテンクスとの絡みのなかでの「はぁい♪」というオカマめいた台詞、チチとブルマの説教に悟空と同等にうろたえる、など稀にコメディチックな言動も見て取れる。とくに、アニメ『ドラゴンボールZ』第125話では悟空とともにエアカー教習所に行かされるものの、勝手が分からず2人揃ってムチャクチャな運転を繰り返すというオリジナルエピソードがある。この回では、ピッコロが普段の胴着姿ではなく、Tシャツ・ジーンズ姿で登場するエピソードでもあり、ピッコロ役の古川登志夫も印象的と語っている[6]。また、愛弟子の悟飯や同じナメック星人で地球の神を引き継いだデンデとは親交が深く、悟飯やデンデから慕われており、またピッコロも彼らには優しく接している。

戦いでは初代のような卑怯なことをしようとはせず、神からは「昔のような狡賢い粗暴さが失せている」と称された。人造人間編で神と融合して以後は、世界征服を口にすることもなくなった[7]。しかし、地球でのナッパたちとの戦いで悟飯に襲い掛かった栽培マンを瞬時に殺害したり、怒りに任せてバビディを切り裂くなど、情けをかける必要がないと判断した相手には全く容赦しない冷酷な一面も持ち合わせている。優秀な頭脳を活かして、突っ走りがちな戦士たちを抑えて冷静な判断で指揮する司令塔の役割を担った。人造人間編では悟空が心臓病の発作で不在中だったこともあり、一時はピッコロが戦士たちをまとめていた。アニメではセルジュニアから悟空を守るために、ヤムチャと天津飯を指揮している。

魔人ブウ編では、神よりも立場が上の者に対する敬意や礼儀をわきまえた描写が多い。大界王や界王神に対しては「様」を付けて敬語を用いて会話をするに留まらず、以前は呼び捨てにしていた界王に対しても敬称を付加している。また界王神が死んだと思い込んだ際にはうろたえ、落胆しており、かつて「大魔王」と呼ばれ恐れられていた頃とは大きくかけ離れた様子を見せた。

特質・能力 編集

のちにナメック星人であることが明かされた際、父であり生まれ変わる前の体でもある初代ピッコロ大魔王と、その本体である神は龍族、マジュニアは戦闘タイプとして生まれたことも判明した。それに加えて幼少期より修行を積んできたため、マジュニアの実力は初代ピッコロ大魔王と神を遥かに上回った。

ナメック星人特有の高い再生能力を持っており、劇中ではセルや悟空との戦いの際、負傷した腕を千切って再生してみせている。ただし再生では体力や戦闘力の回復はできない[8]。傷を癒せるわけでもなく、悟空戦で左腕を損傷したときには、いったん腕をもぎ取った上で、生え替わらせる必要があった。魔人ブウ編ではダーブラによって石化された際にうっかりトランクスが石化したピッコロを地面に倒して粉々に壊してしまったことがあるが、石化が解けた際には何事もなかったかのように復活している。その際、ピッコロは「頭さえ無事なら再生できる」と語っている。更に、初代がもっとも恐れていた技「魔封波」もはね返すことができる。ただし、初代と違って戦闘タイプのため卵を産む描写はなく[9]、サイヤ人戦で1度戦死したときも初代のように自分の分身を残すことはなく、その際、神も命を落としている。

ほかのナメック星人同様に食事を摂る必要はなく、水を摂るだけで生活できる。アニメでは瓢箪のような物に入れて携帯し、劇場版では滝の水を飲む描写もある。なお、アニメでは誕生直後に海で魚を獲るシーンがある。また聴覚が発達しており、遠く離れた人間の会話を拾うことができる。ほかにも、寒冷地においても寒がることなく普通に行動可能で、北の都上空にてクリリンや天津飯が寒がっている様子を見て、「地球人は不便」と発言している。さらに、テレパシー、心を読むこと、さらには他人のテレパシーの会話さえも聞き取れる(テレパシー自体は、ナメック星人の能力でもある)。

腕の組織を変化させて伸ばしたり、容積を変えて体を巨大化させることができる。これは魔族の力を受け継いでいるがためとされている[10]。戦士タイプでありながら、龍族特有の能力である物を作り出す能力も備えている。ただし、ドラゴンボールをつくることはできない。

悟飯との絆 編集

当初は世界征服の野望を持っており、悟空たちと敵対していたが、ラディッツの地球襲来の際に初めて手を組んで共闘する。その戦いで悟空もろともラディッツを魔貫光殺砲で殺害した[11]あとに、その息子・孫悟飯を連れ去り、闘いの師となる。その時のピッコロは自身の余命[12]に気付いていたようで、「たとえ宿敵の息子でも何かを残したい気持ちがあったのだろう」と、神は述べている。初めは悟飯を魔族にすることも考えていたが、悟飯の純粋さに触れるうちに徐々に世界征服の考えも薄れていき、自分に対して、唯一まともに付き合ってくれた悟飯に心を開くようになる。悟飯もピッコロの中にある優しさに気づき、慕うようになる(母親のチチの反対を押し切ってナメック星行きを決意した時には、「ボクはピッコロさんを生き返らせたいんだ」と発言したり、ナメック星へ向かう宇宙船の中で、悟飯が自ら作成した魔族服を着て嬉しそうな姿を見たクリリンに、ピッコロの事を父親の悟空と同じぐらい尊敬していると発言している)。サイヤ人編の頃は悟飯に対しても厳しい態度が目立っていたが、ナッパの攻撃を身を挺して庇って命を落とし、その後のナメック星編ではフリーザを一時撃退したあとで悟飯の頭を撫でるなど、悟飯への愛情を見せる。サイヤ人編で絶命する際に「オレとまともに話してくれたのはお前(悟飯)だけだった」と語るように、ピッコロに対して全く敵意を持たずに接した人物は悟飯が最初だった。セルゲームの前では、弟子の悟飯自ら「ピッコロさんの服が欲しい」と、ピッコロの道着を着ることを望んだことで、自分と同じ道着を着せた。セルと悟飯の戦いでは、悟飯を逆上させて戦わせようと考えた悟空に猛抗議し、なかなか戦おうとしない悟飯の心情を悟空よりも理解していた[13]。さらに、敵わないと分かっていても悟飯を助けるためにセルに挑もうとするなど、悟飯に対する強い父性愛を示した。またアニメでは、悟飯とセルがかめはめ波を撃ち合う場面においても、セルに挑んでいる。悟飯がセルゲーム後に神殿から発つ場面で、ピッコロに対し「時々遊びにきてもいいですか?」と尋ねて承諾された際にも、嬉しそうな顔をしていた。

悟飯が青年になってからも、天下一武道会では悟飯の変装が取れても大丈夫なように観客や中継のカメラを一斉に壊すなど気遣いを見せており、悟飯のほうも大勢の観客の前で超サイヤ人になるように頼まれたときは拒否したが、ピッコロの呼びかけに応じて変身を決意するなど信頼関係は変わっていない。アニメやゲームでは悟飯の成長を誇りに思う場面や台詞が見られ、悟飯も自分を鍛えてくれたことを感謝している場面がある。悟飯の父親である悟空も、悟飯を超サイヤ人化させる段階で、自分やピッコロが殺されそうな所を想像するよう促してピッコロの名前を挙げている。また、悟飯がブウとの戦いで死んだと思われていたとき[14]にピッコロが伝言を頼んだ際、「悟飯が死んで1番残念なのは、ピッコロと会えないことだと思う」などと答えている。また、劇場版では悟飯の危機に駆けつけることが多い(後述)。2008年のアニメ版でも悟飯との信頼関係は変わらないが、師匠としての威厳は薄れてはおらず、悟飯の指導の仕方を「まだまだ甘い!」と評するなど厳しい姿勢は変わっていない(鳥山が監修したVジャンプの漫画版では悟飯の指導とそれに対するピッコロの評は描かれず、ピッコロの鋭い聴力に関する描写が追加されている)[15]

悟空に代わって悟飯を鍛え上げたピッコロは師父も同然の存在である。

他の仲間たちとの関係 編集

ピッコロの父でもあり生まれ変わる前に当たるピッコロ大魔王は、元々神が排除した僅かな悪の心であり、神が死ねば同時にピッコロも死んでしまう関係にある。神は当初、自らの死と引き換えにしてピッコロを消滅させようとしたこともあった。ピッコロは当初、神を嫌っており、ナメック星でネイルに1人に戻れば良かったのではと指摘された時も「あんなヤツと一緒になるつもりは二度とない」と発言し、人造人間編でもクリリンが「あいつは神様の事が大嫌い」と述べている。その後、序々にピッコロを信頼するようになっていき、サイヤ人編でピッコロが悟飯を修行するためさらった際にはピッコロについて、「悪には違いないが、かつてのような狡賢い粗暴が失せているように感じる」と語り、ピッコロがナッパの攻撃から悟飯を守ったことが原因で自らが消滅する際にも、ピッコロが自分を超えたのは嬉しいと発言していた。その後、ピッコロと神は打倒・人造人間のため同化した。
孫悟空
[16]の敵として対峙していたが、第23回天下一武道会決勝戦での敗戦後に命を助けられてからは反目しながらもライバルとして落ち着く。一度戦ったことで、初代のピッコロ大魔王と比べてそこまでの悪人ではないと思われていた。ラディッツとの戦いでの共闘を通じて共同戦線を組むこととなる。悟飯の師となる際には悟空のことを「確かに強いが、人に対する厳しさが全くないため師匠にはまるで向いていない」と評していた。ナメック星ではフリーザへの不意打ちの蹴りを放って悟空の元気玉のアシストをし、悟空をフリーザのエネルギー波から身を挺して守り、人造人間出現前には悟飯を交えて修行に励んだ。神との融合後には「神コロ様」と呼ばれたことも。魔人ブウ編では悟空と共にトランクスと悟天にフュージョンの指導を行い、悟空が時間切れであの世に帰るときには彼らの指導をピッコロに託したりと、かなり信頼し合っており、互いに肩を並べる間柄にまでなった。
クリリン
天下一武道会で対戦した際には、世界征服が容易ではないと思い知らされるなど、実力をある程度評価している。サイヤ人編から名前を呼ぶようになった。クリリンのほうは、サイヤ人編の辺りにおいては「味方になるフリをして騙そうとしているんじゃないか」といった趣旨の発言をするなど、ピッコロに対して不信感はまだ消えていなかったものの、セル編ではピッコロの事を仲間と呼び、実力も「元々とんでもない強さだったピッコロが、神様と同化して超ナメック星人になった」等と高く評価している。人造人間編では「仲間だろ?」と発言してピッコロを激怒させるが、ピッコロの心境を最も深く理解するようになっていた。また、ナメック星へ向かう宇宙船の中で自作の魔族の服を着る悟飯がピッコロを尊敬している事を指摘したり、アニメ「Z」のフリーザ戦では悟飯に「(ピッコロは)お前の先生だもんな」と発言していた。なお、サイヤ人編までシリアス一辺倒だったピッコロが初めてギャグキャラとしての一面を見せたのは、悟飯を鍛えるために引き取ろうとしたのを食べる気かと勘違いしたクリリンの一言に対するツッコミである。
天津飯
アニメでは第23回天下一武道会時から名前を呼んでおり、悟空との対戦時にその技に驚く描写もあった。また、サイヤ人来襲前に天津飯が神の下で修行した関係からか、ピッコロと神の同化後からセルゲーム前にかけて行動を共にしている場面が多かった。神と同化する前は、ピッコロ(とベジータ)のパワーアップぶりを気に入らないと発言するなど、あまり良い感情を持っていないようであったが、神との融合後の会話では一貫して敬語を用いて話している。
チチ
第23回天下一武道会での悟空との対戦後に彼と結婚したことで、それが後の悟飯の存在に繋がり、ピッコロの生涯に大きな転機をもたらすことになった。チチもサイヤ人やフリーザ一味との戦いには一切関与していなかったため、ピッコロが昔の大魔王時代と違うことや悟飯を庇って命を落としたことなどを、途中まで知らなかったことから毛嫌いしていたが、自分の家に3年間居候してからは、「ピッコロさ」と呼ぶようになり、接し方も変わった。2008年のアニメでは彼女とブルマの3人で突っ込み役に回るなどさらにギャグキャラ化が増してしまった。
デンデ
自らが神と同化した経緯などから神の知識を授ける役目を担当している事などもあり、ある意味悟飯に対するよりも優しく接しているようにも見られる。同じナメック星人であること、またデンデと面識のあったネイルとも同化したことも関係しているとみられ、デンデも悟飯同様ピッコロを頼りにしているようである[17]。またピッコロも、鮮やかに地球のドラゴンボールを復活させたデンデを見て、地球の神としての資質を高く評価している。
ベジータ
共に悟空のライバルにあたる間柄であり、当人達も互いに相手を意識しているような場面が見られる。また、意見を対立させたり、彼の勝手な行動に激怒することが多かったが、フリーザの地球襲来時にはただ一人、気を消していたことを「さすがだ」と褒められたり、彼が超サイヤ人に変身し人造人間19号を破壊した際には「(悟空を)超えたかもしれん」とその実力を認め、人造人間17号18号との戦闘での敗戦後には18号に完膚無きまでに叩きのめされた彼の心境を誰よりも理解していた。セルゲーム終了後には悟飯とセルのかめはめ波の撃ち合いの際にダメージを負いながらも悟飯のアシストをした彼を認めたのか、「手を貸してやる」と問いかけ[18]、魔人ブウ編ではブウ(無邪気)戦で死を覚悟したベジータにトランクス達と共に逃げるよう頼まれた際、彼の「自分が死んだ後、あの世でまたカカロット(悟空)に会えるのか?」という問いに正直に答えたほか、ブウ(純粋)戦でベジータが蘇った地球人達に元気玉への協力を申し出た際には、「らしくない真似をしやがる」と言いつつも彼を認めるような表情をしている。作中にてベジータが名前で呼んだ相手は限られているが、原作では味方内でカカロット(悟空)の次[19]にピッコロの名前を呼んでいる。なお、劇場版では「Z」劇場版7作目、9作目のラストでこのふたりが左右に分かれて共に腕を組んでいる様子が描かれた。8作目では戦闘中、伝説の超サイヤ人となったブロリーへの恐怖から極度の戦意喪失に陥ったベジータを見下げ果てたものの、帰りの宇宙船では悟空たち仲間やシャモ星人らで満杯の中、互いに背中合わせになって腕を組んでいる。
トランクス(未来)
彼の師匠である悟飯がピッコロの弟子であったためか、「Z」劇場版8作目ではブロリーとの戦闘中に魔閃光を放つなど間接的に魔族系統の技を受け継いでいる。また、フリーザの地球襲来時には彼が悟空に話した内容をピッコロが彼のことを上手く隠しつつ仲間に話し、ベジータとトランクスが人造人間20号(ドクター・ゲロ)を追って飛び去った後にはピッコロが彼の母親であるブルマに彼の正体がベジータと彼女の子供の成長した姿であることを教えている。
トランクス(現代)、孫悟天
魔人ブウ編ではブウとの戦いに備えて彼らにフュージョンの指導を行い、ブウ(無邪気)にベジータが痛めつけられた際にはトランクスを、ブウ(悪)が神殿に攻めてきた際にチチが卵にされ殺された時には悟天をそれぞれなだめる役目を負った[20]。また、ゴテンクスとブウ(悪)の戦闘をただ一人終始に渡って見届け、ゴテンクスのフュージョンが解けた際には自身も戦線に参加し、「やるだけやって一緒に死のう」と語った[21]。アニメ「Z」ではゴテンクス(通常時)とブウ(無邪気)の戦闘後、トランクスの「ベジータの守ろうとした地球を守るため、ベジータを超えなきゃならない」という趣旨の台詞に、「お前達二人の体には、これまで多くの不可能を可能にしてきた戦士の血が流れているんだ」と語り、彼らへの期待を表した。なお、あるゲームではゴテンクスに対して「何でガキばかり寄ってくるんだ…」と愚痴をこぼしている。
ミスター・サタン
セルゲーム時には無謀にもセルに挑み吹っ飛ばされたサタンを見て、「さすがのセルもあんなのを殺すのは嫌だったようだ」と評し、魔人ブウ編でも彼を「ホラ吹き野郎」と語るなど当初は他のキャラクター同様に軽視していた。しかし、その後はブウ(無邪気)に心を開かせ彼に悪事を止めるよう約束させたことを評価し、ブウ(悪)がサタンを知っていることについてビーデルに質問された際、理由を説明したうえで「お前の父は誇り高い世界チャンピオンだ」と賞賛する発言をしたり、一般的な地球人ではただ一人ブウ(悪)の殺戮から生き残ったサタンを助けるなど態度を柔化させた。また、アニメでは元気玉生成のために地球人全員に手を上げさせた彼を認める発言をしている。

ストーリーへの絡み 編集

  • エイジ753年 - 誕生。幼少時代は1コマのみの登場。アニメ『ドラゴンボール』(無印)では、123話から126話の計4話において幼少時代のストーリーが製作された。
  • エイジ756年(3歳) - 悟空を倒すため、第23回天下一武道会に出場。決勝において、ぎりぎりまで悟空を追い詰めるも敗れ、準優勝。
  • エイジ761年10月12日(8歳) - ラディッツが地球に襲来。世界征服に邪魔なラディッツを倒すべく、初めて悟空と手を組む。その戦いでラディッツとともに悟空が死亡。
  • エイジ761年(8歳) - 息子の悟飯の潜在能力を見抜き、1年後にやって来るという新たなサイヤ人との戦いに備え、修行をつける。この過程で徐々にピッコロに変化が生まれる。
  • エイジ762年11月3日(9歳) - 悟空蘇生の1日後、ベジータとナッパが地球に襲来。その戦いでは悟空の到着を目前にして、ナッパが悟飯に向けて発動したエネルギー波を被って死亡。地獄には堕ちず界王星へ行く。
  • エイジ762年12月24日(9歳) - ナメック星のドラゴンボールにより生き返り、ナメック星へ飛ぶ。途中、フリーザを食い止めるために負けると知りつつ戦い、瀕死の状態だった戦士タイプのナメック星人のネイルと融合する。これに伴う大幅なパワーアップにより、第2形態のフリーザとの戦いでは一時圧倒するが、第3形態のフリーザには全く敵わなかった。最終形態のフリーザにはエネルギー波によって身体を貫かれ、瀕死に追い込まれる。
  • エイジ767年5月12日~5月26日(14歳) - 人造人間とセルが出現。神と融合。これにより初期のセルを圧倒し、17号とは互角の強さを見せるが、その後大幅にパワーアップして再出現したセルには全く歯が立たず。しかし、その後精神と時の部屋で修行し、セルゲームでセルジュニアと戦い、アニメではセルジュニアを数体蹴散らすなどの活躍を見せていた。また、アニメでは悟飯と自爆から復活後のセルのかめはめ波の撃ち合いの際、真っ先にセルに向かっていき、その後もクリリン、ヤムチャ、天津飯と共に悟飯を援護した。最終的には悟飯がセルを倒し、以後は神殿で新たな神となったデンデ、ポポとともに暮らす。
  • エイジ774年(21歳) - 第25回天下一武道会に出場するが、対戦相手のシンのただならぬ雰囲気を感じ棄権。シンが界王神であることを知り、魔人ブウの復活を阻止すべくバビディの宇宙船に向かうも、バビディの手下となっていたダーブラに石化される。石化が解けた後、復活した魔人ブウを倒すため孫悟天トランクスにフュージョンを指導。その後、地球の消滅とともに死亡するが、ナメック星のドラゴンボールにより生き返る。
  • エイジ784年(31歳) - 第28回天下一武道会を観戦。悟空がウーブを連れて飛び去る様子を見て、「あんな嬉しそうな悟空は久しぶりに見た」と発言。アニメでは悟空に出場しないのかと尋ねられた際に、今更悟空と戦っても仕方なく、悟空たちがどれだけ強くなったかを見せてもらうと返しており、戦いからは既に遠ざかっていることを示唆している。

劇場版 編集

劇場版でのピッコロは、悟飯が危機に陥ったときには何処へでも登場するようなイメージが付いている。強敵のやられ役になることが多いが、悟飯やクリリンでは倒せない中堅クラスの敵を倒すことも多く、戦いの支えになっている。登場シーンでは、専用のピッコロのテーマが流れる。なお、この曲はもとは無印時代の初代ピッコロ大魔王のテーマ曲をアレンジしたものである。

  • Z劇場版1作目ではサンショを倒し、悟空と共にガーリックJrと闘う。
  • Z劇場版2作目『この世で一番強いヤツ』では、Dr.コーチンに洗脳され、悟空と闘わせられる。また、悟飯が夢の中で『ピッコロさんだ~いすき』を歌う。
  • Z劇場版3作目『地球まるごと超決戦』では、 ターレスと闘うが敗れる。
  • Z劇場版4作目『超サイヤ人だ孫悟空』ではドロダボを倒すが、悟飯を庇ってメダマッチャとアンギラの攻撃を受けてしまう。その後スラッグとの闘いの中、気を使い切った悟空に自分に残された気を与え、回復させる。
  • Z劇場版5作目『とびっきりの最強対最強』では悟飯の危機に登場し、ネイズとドーレを撃破。その後、クウラに敗れるものの、生きていたサウザーを遠距離から魔貫光殺砲で狙撃しクウラ機甲戦隊を実質1人で倒す。
  • Z劇場版6作目『激突!!100億パワーの戦士たち』では、悟飯、クリリンとともにビッグゲテスターのロボット兵と闘い、全滅させる。その後ビッグゲテスターに乗り込み、量産されたメタルクウラに窮地に追い込まれるが、メタルクウラが次々と爆発したことで危機を脱し、捕らえられた悟飯たちをビッグゲテスターから逃がす。
  • Z劇場版7作目『極限バトル!!三大超サイヤ人』では、悟空とともに人造人間13号と闘う。
  • Z劇場版8作目『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』では悟空たちの危機に宇宙船で駆けつけ、ブロリーと闘う。
  • Z劇場版9作目『銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴』では天下一大武道大会にて対戦相手のクリリンのやる気のない態度に試合放棄する。その後、ボージャックに苦戦する悟飯を助けるものの敗れる。
  • Z劇場版10作目『危険なふたり!超戦士はねむれない』では本人は登場しないものの、ピッコロの格好をしたクリリンに助けられた悟飯が見た幻として登場した。

ドラゴンボールGT 編集

悟空たちが宇宙に旅立って9ヵ月後、滝で瞑想しているシーンで初登場。その後ベビーに寄生された悟飯と遭遇し魔貫光殺砲で応戦するも、かめはめ波で吹き飛ばされてしまう。ベビー消滅後は、地球人をツフル星に避難させるために瞬間移動をし過ぎて変身が解けてしまった悟空に、自分に残された力を与える。

その後、かつて分離する前の神が作った究極のドラゴンボールを消滅させるため、悟飯に別れを告げて爆発する地球と運命をともにした。その後、肉体をもらい天国へ行くも、地獄に落ちた悟空を助けるためにわざと天国を荒らして地獄に行く[22]。地上のデンデと息を合わせて、悟空を地上に返したあとは地獄の番人となる。

最終回では地獄にやってきた悟空と握手を交わし、「お前のことは一生忘れない」とのメッセージを受け取り、最後の別れが描かれた。また、悟空の異変に気付いていたような節もあった。

ピッコロの技 編集

初代ピッコロ大魔王がよく使用していた技はほとんど使用可能。

フルパワー衝撃波(-しょうげきは) [23]/超爆裂魔波(ちょうばくれつまは)/地球破滅波(ちきゅうはめつは)/魔神結界
全身の気を最大に高め、自身を中心とした大爆発を放出する魔族最強の技。天下一武道会において、会場や周辺の街を完全に吹き飛ばした[23]。ゲーム『悟空伝』では地球破滅波と名付けられている。
追尾弾(ついびだん)
天下一武道会当時のピッコロが切り札として発動した。標的をどこまでも自動追跡していくのが特徴だが、悟空にその特性を利用されて逆に自分が喰らう事になった。一見して単なるエネルギー波のため、初見の際にはその特性を気付かれにくい。ゲームでは追跡エネルギー弾(ついせきえねるぎーだん)と表記されている。のちにフリーザが同じ特性を持つ気円斬を使用しており、やはり自分が喰らっている。劇場版『とびっきりの最強対最強』ではドーレに対して放っている。ドーレはこれに辟易して受け止めようとするも受け止めきれず、この技で消滅させられた。
ピッコロがこの技を使用する前に、クリリンも天下一武道会でのピッコロとの対戦で似たような技を使っている。
ドラゴンボールZ 超武闘伝2』では、登場キャラクター10人のうち、5人がこの技を使用可能。原作同様使った本人にも食らい判定があり、やり方次第で使った本人に当てることが可能で、その時の決め技名は「自爆」となる。『ファミコンジャンプ』では爆裂魔光砲の名前で使用している。
魔貫光殺砲(まかんこうさっぽう)
ピッコロが打倒孫悟空のために開発した技で、原作ではラディッツ戦にて初めて披露している。額に二本の指先を置いて気を溜め、螺旋状気をまとった光線を前方へ放つ。貫通力が非常に高く、破壊力そのものはピッコロの技の中では最大級。また、ピッコロの「あのスピードを・・・」という発言から、光線の速さもかなりのもの。気を溜めるのに時間がかかるのが欠点。アニメではのちにMAXパワーでなければ瞬時に放てるようになった。
ラディッツを倒すため、彼もろとも悟空の体を貫いた技でもある。また、ナッパとの戦いでは両手を突き出した状態でエフェクトが同じ技を放っている。原作でわずかな回数しか使用されていないが、その印象深さからかピッコロの代名詞的必殺技となっている。
劇場版でも何度か披露している。『地球まるごと超決戦』ではターレスに片手で受け止められたが、『とびっきりの最強対最強』では、力を使い果たした悟空たちを手に掛けようとしたサウザーに遠くから発動して倒し、悟空たちを救っている。『銀河ギリギリぶっちぎりの凄いヤツ』では悟飯を狙ったボージャックの気功波を迎撃している。
ちなみに、海外では『Light of Death』(原作の翻訳版)、『Special Beam Cannon』(アニメ版)と訳されている。
爆裂魔口砲(ばくれつまこうほう)/魔王砲(まおうほう)/口から怪光線(くちからかいこうせん)
名前はゲームより。腕を伸ばして相手を掴み、引き寄せたあとに自身の頭より上に持ち上げ、口から気功波を放つ技。第23回天下一武道会で悟空の右胸付近を貫いたのもこの技。「サイヤ人編」では、栽培マンをこの攻撃で消滅させている。
魔光砲(まこうほう)
名前は『悟空伝』より。手から気功波を放つ。両手両足を痛めつけられ身動きのできない悟空に対して、とどめの一撃として使用している。
連続閃光弾(れんぞくせんこうだん) [23]/拡散誘導気功弾(かくさんゆうどうきこうだん)/魔空包囲弾(まくうほういだん)
大量のエネルギー弾で相手を包囲して逃げ場をなくした状態で、その全てを同時にぶつける。人造人間17号に繰り出すもバリアーで防がれた[23]。ファミコンソフト『サイヤ人絶滅計画』を初めとするゲームでは、ピッコロ最強の技に設定されていることも多い。
超爆裂魔波(ちょうばくれつまは)[23]/激烈光弾(げきれつこうだん)
胸の前で両手の指先同士を合わせて気を溜めてから放つエネルギー弾。人造人間17号との戦いの場に現れたセルに使用するも通用しなかった[23]。ゲームでは主に後者の名称が使われており、由来はアニメ第148話の「天を裂く激烈光弾!!ピッコロVS人造人間17号」であるとされる[24]。また、作品によっては神様と融合した後の状態でないと使用できない場合もある。
超巨身術(ちょうきょしんじゅつ)
体を巨大化させる技。第23回天下一武道会で使用。小山程の大きさと化すが、スピードは全く衰えない。反面、小回りが利かなくなる欠点がある。単なる息でも衝撃波に似た効果を及ぼす。なお、あくまでも巨大化しているだけで戦闘力は変わらない。
分裂(ぶんれつ)
文字通り体を分裂させる。アニメではこの技を発動して自分同士で組み手を行い、修行する描写があるほか、ナッパ戦でもクリリンと共に、それぞれ3対に分裂してナッパと戦っている。天津飯の四身の拳とよく似ているが、関係は不明。ピッコロは天下一武道会で四身の拳を初めて見た際に驚いた表情を見せている。
物質出現魔術(ぶっしつしゅつげんまじゅつ)
何もないところからイメージした物体を出現させる術。ナメック星人が持つ特殊能力で、同様の術は界王や界王神も使用している。ピッコロの場合はマントや胴着、剣や砂時計を出現させている。
遠見の術(とおみのじゅつ)
元々は地球の神が使用。主に天界関係者が下界を監視するために用いる。神と融合した後もこの能力を継承している。
テレパシー
声を出さずに直接相手の脳に話しかける能力。技ではなく、使用頻度は高くないが、人造人間編で悟飯に助けを求めるときに使用した。悟空も使用可能である。

このほか、相手の放った魔封波を跳ね返す「魔風波返し」も持つ。

ピッコロの戦闘力 編集

セルゲームまでは、他の地球戦士が戦いについていけず離脱するなか、サイヤ人の極端なレベルアップにも追いついていた。ナメック星では界王の下での修行に加えて同じ戦闘タイプのナメック星人であるネイルと同化し、大幅にパワーアップ。戦闘力100万を超えるフリーザの第2形態をやや上回る活躍を見せた。人造人間編でも悟空親子との3年間の修行で人造人間20号を圧倒するなど超サイヤ人に近しい実力をつけた。だが永久エネルギー型の人造人間には対抗できず、さらなる力を求め、元々一人のナメック星人だった神と融合し真の実力を開放。超サイヤ人をも超える実力を得て、超(スーパー)ナメック星人と比喩される戦士になり、ジンジャータウンでのセル第一形態戦では優勢に闘い、また、人造人間17号相手にも互角の強さを見せた。その後もセルゲームに向けて精神と時の部屋で修行し、セルゲームでのセルジュニア戦では互角に戦っている様子が小さく写っただけだが、戦闘状況をあらわした扉絵(其之四百八)でダウンしていないのはピッコロ、ベジータ、トランクスの3人のみであり、アニメでは独特の戦闘スタイルを活かして善戦していた。

しかし、セルゲーム終了後に天界の神殿で暮らすようになってから大幅なパワーアップはしていない様子であり、魔人ブウとの戦いでは戦況解説や指導者としての役割を担い、結果的にブウとの直接の戦闘は行わなかった[25]。ブウ編でもサイヤ人を除いた地球の戦士の中でこそ高い戦闘能力を誇ってはいるものの、セルゲームの時点で弟子の悟飯に抜かれたうえ、さらに7年後には自身のライバルで、かつて互角かそれ以上に実力が拮抗していた悟空とベジータにも大きく水を空けられていた。

作中で明らかになっているピッコロの戦闘力は以下の通り。

ラディッツ戦:322~408~1330
ラディッツの計測したスカウターの数値より。408は超重量の装備を脱いだときで、悟空と僅か8の差である。1330は、1度目の魔貫光殺砲を発動する直前の数値である。なお、アニメでは2回目の魔貫光殺砲のときに1480と計測された。
ナッパ・ベジータ戦:1220~3500
悟飯を鍛えると同時に自身も修行により戦闘力が上昇。原作18巻にてナッパのスカウターが計測[26]
フリーザ戦:100万以上[27]
戦士タイプのナメック星人ネイルと同化。フリーザ第2形態と互角以上の戦いを見せた。
Z劇場版3作目『地球まるごと超決戦』:18000
ターレスのスカウターが計測。

補足 編集

第23回天下一武道会出場時はターバンのデザインが後のものと若干異なっていた。また、普段着用しているマントも当初は扉ページなどから[28]、天下一武道会出場のために胸の「魔」の紋章を隠すためにイメージされたデザインであったが、決勝戦でマントを脱ぎ棄てた際には紋章は無かった事にされ、サイヤ人編以降はマントとターバンを着用している理由は超重量で体を鍛えるためとなった[29]。原作や一部の劇場版において胴着の帯の色は赤だが、アニメでは青。これは精神と時の部屋から出た直後に悟飯に与えた胴着も同様であり、そのシーンまで悟飯の胴着は原作と同じく赤い帯だったが、青になっている。原作では指の数が4本だが、アニメでは5本となっており、これはテレビにおける差別表現を考慮したためである。原作ではピッコロ大魔王の際、1度だけ指が5本になっており[30]、その傍らに作者のコメントが書かれている。また腕の蛇腹模様の色も原作ではベージュ、アニメではピンクと、それぞれ異なっている。

ナメック星人特有の緑色の肌のため、ビーデル等の一般人やアニメでは黄色いバビディにまで「顔色が悪い」と言われ、「これは生まれつきだ」と返す場面が度々存在する。

ピッコロは作中で、ネイル、そして神と、計2回の融合を経験し、その度に大幅なパワーアップを果たしている。どちらも人格等のベースはピッコロであるが、融合したあとはそれまでのピッコロには見られない言動もしており[31]、人格面にも一定の影響がうかがえる。さらに地球の神は融合する際、神自身がセルを見た記憶や自らの幅広い知識が受け継がれることを説明している。アニメにおいてはフリーザに対して「俺たち」と言ったり、ネイル自身が会話するシーンもあり、「人格を共有している」かのような描写になっている。また、ゲームにおいてはオリジナルストーリーとして上記二人以外との融合を描かれることもある。スーパーファミコンゲーム『ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説』においては、ナメック星人の青年2人と融合するほか、デンデとも融合する選択を迫られる。デンデと融合した場合のピッコロの戦闘力は、第3形態のフリーザを超えるほどまでに上昇する。

当初は、悟空に対する呼称があまり一定していなかったが、神様と融合して以降は「悟空」と定まっている。また、アニメではその後も何度か「孫(そん)」と呼んだ。

初めて悟飯と対面した際、その修行の厳しさに絶句した彼に対して、「俺のように、自分の運命を恨め」という趣旨の発言をしている。

原作では無辜の人間を殺さなかった(ラディッツ戦の悟空を除く)が、アニメでは幼少時に2人の漁師を殺害している。

なお、その人気からDVD『DRAGON BOX』のBOX2にはBOX1の孫悟空に対して、「マジュニア」のフィギュアが購入特典として付属していた。このフィギュアはマントが脱着可能という当時としては珍しいものであった。

ゲーム『ドラゴンボールZ 舞空闘劇』には彼が主人公のIFストーリーが収録されている。

『ファミコンジャンプ』ではピッコロ大魔王の上に君臨する「13人の反逆同盟」の最後の1人として登場する。

テーマソング 編集

幾つかテーマソング・イメージソングが作られている。

口笛の気持ち・ピッコロ編
歌:古川登志夫(ピッコロ)/作詞:佐藤大/作曲:池毅/編曲:岩崎文紀: アニメでは口笛の音が苦手という設定のピッコロがその音に苦しみ、その挙句人格崩壊を起こすというもの。
ピッコロさんだ~いすき?
歌:野沢雅子(孫悟飯)/ 作詞:谷穂ちろる/作曲:池毅/編曲:山本健司
悟飯が尊敬するピッコロへの想いを歌った曲。劇場版『この世で一番強いヤツ』では挿入歌として使われている。
ALL ALONE
歌:影山ヒロノブ/作詞:岩室先子/作曲:影山ヒロノブ/編曲:須藤賢一
悟空との宿命を歌った正統なピッコロのテーマソング。

エピソード 編集

テンプレート:出典の明記 ピッコロの声を務めた古川は、『うる星やつら』の諸星あたるや『Dr.スランプ』の空豆タロウなど、ヘラヘラした口調の軽薄な役柄を当てることが多く、それらのキャラクターとは大きく異なるピッコロの演技については「低めの声を出し続けなければならなかったので、かなり難しかった」と振り返っている。また初期の悟飯との修行シーンで悟飯がタンコブを作ったりする場面では普通に演技したが、子供のころの悟飯をすごく気に入っていた八奈見乗児に誤解され「いい加減にしろよ!相手は子供なんだぞ!」と怒鳴られ、古川は「僕は声を演じているだけですが……」と困惑したという逸話もある[6]野沢雅子荘真由美も同様で、二人からも「ピッコロさん、悟飯ちゃんをあまり苛めないでね」などと言われて古川が苦笑したこともあるという。古川自身もピッコロというキャラクターを大変気に入っており、自宅には青野武が担当した初代「ピッコロ大魔王」のものも含めてピッコロの大量のフィギュアが飾られ、自作のターバンやマントを付けているのもあるとのこと[6]。鳥山は、「ドラゴンボールで最も好きなキャラクター」と公言している[32]。アニメのシリーズ構成を担当した小山高生は、「自分にちょっと似ているかもしれない。だからピッコロ好きなんです」と言っていた[6]

『CROSS EPOCH』 編集

ONE PIECE』のロロノア・ゾロとともに旅の剣客として登場。髪の毛など生えていないはずなのにどういうわけか髷を結っている。常に頭にはターバンを巻いており、服装も普段のマントをつけた状態でインナーをいつもの軽量道着ではなく、和服調の変わった格好をしており、刀を携帯している。ゾロと同じく本作では方向音痴の設定。腰の刀も単なる飾りではないようで、ゾロと共にピラッパギー一味の止めをさすのに一役買っていた。今のところ刀を使うピッコロが見えるのはこの作品だけである。

ちなみに、アニメ『ドラゴンボール改』にて一部地域で放送されている『ONE PIECE』への受け渡しスポットの2009年6月分に、ピッコロとゾロがコンビで登場している。

脚注 編集

  1. アニメでの役名は無印編が「マジュニア」、Z編から「ピッコロ」と表記される。
  2. それ以前に部下として産んだ魔族とは関係が異なり、大魔王はマジュニアの卵を産む際「わが子」と呼び、マジュニアも大魔王の事を「父」と呼ぶ。
  3. 後に登場するナメック星人のデンデは、生みの親である最長老の過去の記憶は直接的には持っておらず、この点でも大魔王とマジュニアの関係は通常のナメック星人の親子関係とは異なっている事が判る。
  4. ドラゴンボール大全集・超エキサイティングガイド・『ドラゴンボール改』第1話ナレーションなどでも「生まれ変わり」とされる。第23回天下一武道会で正体を現した際にマジュニア自身も自称した。
  5. ただし、マジュニア=ピッコロという事実は第23回天下一武道会の決勝戦を見ていた観客全員が知っているほか、アニメではこの事実がTVの臨時ニュースとして大きく報じられるという描写が追加されている。
  6. 引用エラー: 無効な <ref> タグ。「seiyu」という名前の引用句に対するテキストがありません
  7. 人造人間に負けた後「世界を征服するために貴様らを利用している」と言いながら、神殿に行った。
  8. 初代ピッコロ大魔王は、腹を貫かれた際に多大なダメージを負ったため、再生することなく死亡。セル戦では二代目ピッコロも首を折られたうえで腹を撃ち抜かれたがかろうじて生きていた。
  9. ドラゴンボール大全集3巻の記述より。「ナメック星人は、龍族のみ卵を産むことができる」とされている。
  10. ゲームでは純粋ナメック人のネイルも腕を伸ばす能力を使用。
  11. この戦いで、悟空は最初の死を経験した。
  12. 神様の寿命か、自身が一年後のサイヤ人戦で死ぬか。実際には神はその後何年も生き続けたので、正しくは後者。
  13. このとき初めて自分を省みた悟空は愕然としてしまった。
  14. 実際には死んでいなかった。
  15. Vジャンプ 2009年5月号・6月号の付録。
  16. 生まれ変わる前。
  17. アニメでは、フリーザ戦の段階でピッコロがネイルと同化したことを感じ取り、「頑張って」と応援している。
  18. ただし、ベジータは「貴様の助けなどいらん」と断っている。
  19. アニメではカカロット(悟空)、クリリンの次。
  20. ただし、トランクスはその静止を聞かず飛び出していき、悟天もそれに続いた。
  21. 直後に悟飯が現れたため結局ブウと戦うことはなかった。
  22. 地獄行きが決まった直後は申し訳なさそうにしていた。また事情を知らない悟空からは「顔が怖いから天国に行けなかった」と言われた
  23. 23.0 23.1 23.2 23.3 23.4 23.5 ドラゴンボール大全集2巻より。
  24. 但し、このとき使用したのは上記の連続閃光弾である。
  25. バビディには「クズ」呼ばわりされ、さらにアニメでは悟飯とダーブラの戦闘後にベジータが「弱いから石にされてしまった」とダーブラに石にされた彼とクリリンを批判する発言をした。ブウ編での戦闘シーンは、戦闘面では非力なバビディを切り裂いたのと、ゴテンクス対ブウ(悪)戦でゴテンクスの「激突ウルトラブウブウバレーボール」のトスにギャグ的描写で協力したのみ。
  26. 3500の数値は1989年の週刊少年ジャンプ31号特集、1991年の月刊Vジャンプ3月号特集、1997年に発売されたドラゴンボール大全集7巻などより。
  27. 引用エラー: 無効な <ref> タグ。「DBD7」という名前の引用句に対するテキストがありません
  28. ジャンプコミックス15巻で神と左右対称に並んだ回で描かれている。
  29. ジャンプコミックス17巻、他。セルゲーム時までは決戦時には脱いでおり、続けて超重量であったことも明確であったが、魔人ブウとの戦いでゴテンクスのフュージョンが解除された際は、決死の覚悟をするも着用したままであり、7年間レベルアップをしていなかったことなどから、この頃も超重量装備であったかどうかは不明確である。
  30. 悟空との2度目の闘いに入る直前。「五秒で倒してやる」と言ったら指が五本になっていた。
  31. 例「最長老様も安らかに眠れる」、「宮殿が…」他多数。
  32. ドラゴンボール大全集 2巻。
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