Dragon Ball Wiki
Advertisement

テンプレート:Infobox animanga character

ベジット鳥山明漫画ドラゴンボール』およびそれを原作としたテレビアニメドラゴンボールZ』に登場する架空の人物。

**スポイラーの警告! 詳細をたどる下のプロット。 セクションをスキップ

人物像

魔人ブウを倒すためにポタラの力より、孫悟空(カカロット)とベジータが合体をした姿。肉体が伴って、二人の服装や性格も融合。名前の由来は、初登場時に自分で語っており、ベジータと悟空のサイヤ人名を合わせて「ベジータとカカロットが合体してベジット」と発言している。アニメでは、孫悟空の声優・野沢雅子と、ベジータの声優・堀川亮が二人同時に喋っていた。一人称は「オレ」。

悟空の胴着とベジータの戦闘服を合わせた服装をしている[1]。髪型は垂れた2本の前髪が悟空、それ以外の部分はベジータの部分を受け継いでいる。両耳にはポタラ(耳飾り)を付けており、黄色とオレンジが混ざったような色である。

性格は一見挑発的で高飛車だが、それはあくまで魔人ブウを挑発するための演技で、心中は吸収された孫悟飯らを助けるため、自らを吸収させるように話術で仕向けるなど、頭脳的な面を見せる。

戦闘力

ベジータの冷静な戦闘理論と悟空の純粋な格闘センスを持ち、その強さは平常時でさえ悟飯を吸収した魔人ブウを圧倒するほど。本人によれば、魔人ブウとの戦闘では本気を出しておらず、本気で戦った場合の戦闘力は未知数である。老界王神によれば「あの世とこの世を含めて3本の指に入る達人の内の2人」であり、「しかもライバル同士である悟空とベジータが合体したため最強」という。実際、悟飯を吸収した魔人ブウでさえ片足であしらい、弄んだほどの圧倒的な強さを誇った。

作中での活躍

次々と仲間を吸収し、圧倒的な力を持つまでに至った魔人ブウを倒すため、孫悟空とあの世から復活したベジータが、老界王神から与えられたポタラより合体して誕生した。魔人ブウの不意打ちで一時アメ玉にされた[2]ものの、喋ったり移動したりといった活動は可能なうえに強さも変わっていなかったため、そのサイズの小ささを活かして魔人ブウを翻弄していた。その際に「世界一強いアメ玉」を自称している。

原作ではポタラでの合体直後に超サイヤ人に変身したものの、テレビアニメではしばらく平常時のまま魔人ブウと戦った。その際、魔人ブウから数度反撃されるも、ダメージは皆無であり、傷どころか服の1枚も破けていなかった。さらに、ベジットの強さに焦りを感じた魔人ブウは、隙を突いてベジットの体内へ侵入しようとするが、自らの気で動きを封じ、逆に魔人ブウを追い詰めている。

吸収された仲間を助けるため、魔人ブウに挑発を繰り返し、自分を吸収するように仕向けた。その際に本当に吸収されないように自らの身体にバリアーを張り、魔人ブウの体内への侵入に成功。本来はポタラで合体をしたら二度と元には戻れないはずが、魔人ブウの体内の分解酵素の影響からか分離してしまう。その後ブウとの決戦にて、老界王神から再度ポタラを付けるよう薦められるも、「自分たちには向いていない」と悟空は拒否し、さらにベジータが悟空の発言を褒めてポタラを破壊したため、その後の登場は無い。

ベジットの技

原作で技自体はあまり使っていないが、テレビアニメでは孫悟空とベジータの技を使っている。

気の剣[3]/スピリッツソード[4]/フラッシュソードアタック[5]/ビームソードスラッシュ[6]/超ベジットソード
片手の先端に剣の形をした気を作りだして敵に突き刺す、ベジットの代名詞的な技。原作で魔人ブウの体を串刺しにした。インパクトはあるが、技の威力は不明。原作では技の名前は設定されておらず、各種ゲームによって異なる。ゲームによっては、刺した後に斬りつける追撃も可能。
スピリッツキャノン[4]/拡散フィンガービーム
アニメ第271話で使用。魔人ブウが放った「スーパーゴーストカミカゼアタック」を迎撃した。技の名前はゲームより。
ファイナルかめはめ波
ゲームオリジナル。悟空とベジータの技、「かめはめ波」と「ファイナルフラッシュ」を合体させた技。
バリヤー
魔人ブウに吸収された悟飯らを助けるために、わざと魔人ブウに吸収される際に使った技。その結果、魔人ブウの体内への侵入に成功し吸収されることはなかった。
衝撃波
手の平から対象物に不可視の気を送りこみ、完全に消滅させる技。魔人ブウの切断された触角を消滅させて脅し、この技なら魔人ブウの無尽蔵の再生能力をもってしても再生不能だろうと脅し、「そのうちこれを本体にくらわせる」と言っていたが、結局それは実現しなかった。
かめはめ波
悟空の技。原作では未使用だがテレビアニメ第272話で使用した。
瞬間移動
悟空の技。アニメ第271話で使用。魔人ブウが放った「スーパーゴーストカミカゼアタック」から逃れるために使用した。
ギャリック砲
ベジータの技。原作、アニメでは使用していないが、ゲームで使用できる。
ファイナルフラッシュ
ベジータの技。原作、アニメでは使用していないが、ゲームで使用できる。
ビッグ・バン・アタック
ベジータの技。アニメ第270話で使用。魔人ブウの体を粉々にした。
サイキックウェーブ
ゲームオリジナルの技。人差し指を上に上げ標的。

の足元から気を放出する。

サベージカウンター
ゲームオリジナルの技。腕組みをし左足を上げた状態で「ほれほれどうした!」と挑発し、その状態で打撃攻撃が当たると「無駄なんだよ!」と言いながら連続で蹴りの反撃をするカウンター技。気功波や投げ技には通じない。

補足

プレイステーション・ポータブル専用のゲームソフトドラゴンボールZ 真武道会」のイベントでは、もう1人の融合戦士・ゴジータとの仲が悪いという話がある。

プレイステーション3Xbox 360で発売されたゲームソフト「ドラゴンボール レイジングブラスト」のIFストーリーでは、ゴジータとベジットがどちらが強いのか勝負をするストーリーが登場する。

脚注

  1. 悟空の胴着とアンダーシャツの色を反転させ、ベジータの手袋とブーツをはめている。
  2. のちに魔人ブウ自身によって元に戻された。
  3. 渡辺彰則編 「SPECIAL ATTACKS エスカレートする必殺技 その12 魔人ブウ編」『ドラゴンボール大全集 2巻』集英社、1995年8月9日、ISBN 4-08-782752-6、217頁。
  4. 4.0 4.1 プレイステーション2専用ソフト『ドラゴンボールZ2
  5. スーパーファミコン専用ソフト『ドラゴンボールZ HYPER DIMENSION
  6. プレイステーション2・Wii用ソフト『ドラゴンボールZ Sparking!』シリーズ
Advertisement