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鶴仙人とは、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』及びそれを原作とするアニメに登場する架空の人物。CVは永井一郎

初登場は原作では其之百十四「第22回天下一武道会」、アニメでは第84話「めざせ武道天下一!!」。

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キャラクター概要[]

実弟で殺し屋の桃白白天津飯餃子らの師。エイジ447年生まれで、年齢は302歳(初登場時)~337歳(原作、『ドラゴンボールZ』終了時)。

中途半端はげ頭にサングラス、名前の由来となった鶴のついた帽子がトレードマーク。仙人とはいうものの、外見からそれらしさを感じさせるものは殆どない。体型は痩せ型でマッチョになる描写もなし。

性格・人物[]

とにかく悪い。かつての同門の亀仙人に対抗心を剥き出しにしており、亀仙人に会う度に亀仙流より自分の流派のほうが強いというアピールをしている。
また弟子を簡単に捨てられる性格で、自分の命令に少しでも逆らうとすぐに裏切り者として始末しようとする節がある。
ピッコロ大魔王の恐怖と自身の師匠を亡くした悲しみや無力感が原因で性格が歪み、皮肉にもピッコロ大魔王以上に冷酷な性格になった可哀想な人。

武術家として[]

純粋に殺し屋としての訓練を行う。

彼の弟子は「鶴仙流」と呼ばれ、胸と背中には白い〇の中に「鶴」と書かれた緑色の道着を着ている。 桃白白のような色違いかつ文字違いの胴着を着るものもいれば、離反後の天津飯や餃子のように私服を着るものもいたりとそれなりにバリエーションがある。

自身の師匠は、その昔自らの命と引き換えに、ピッコロ大魔王を魔封波で封じ込めた武術家、「武泰斗」。武術のライバルには、後の天津飯の仲間・孫悟空クリリンの師匠である「亀仙人」がいる。2人は若い頃、ともに武泰斗のもとで修行していた兄弟弟子だったが、武泰斗が魔封波を会得する前のピッコロ大魔王との戦いで戦死したことが原因で性格が歪み、以降亀仙人と険悪な関係になった。

青年時代[]

若かりし頃の鶴仙人については、原作ではピッコロ大魔王を封印して絶命した自身の師・武泰斗を当時兄弟弟子であった鶴仙人と共にその最期を看取るシーンくらいしか描かれていないが、アニメでは神殿での修行の一環で悟空が神様によりタイムスリップさせられ、武泰斗に師事していた頃の当時18歳だった鶴仙人たちに出会うという、アニメオリジナルストーリーである第129話「時をかける悟空」などでもその姿が描かれている。

ピッコロ大魔王が現れた推定年齢20代の頃は[1]は亀仙人・鶴仙人共にサングラスは掛けておらず髪は剃っており、アニメ無印102話「クリリンの死 恐ろしき陰謀!!」では、魔族たちが口から放ったエネルギー波を亀仙人と協力した技で受け止め跳ね返して倒すも、ピッコロ大魔王に一撃でやられる回想シーンが描かれている。

ストーリーへの関わり[]

弟子となった天津飯と餃子を桃白白の仇である亀仙流を殺害するために第22回天下一武道会に出場させるが、ジャッキー・チュンこと亀仙人の説得の影響で二人揃って任務を放棄したことで二人を始末しようとするが亀仙人のかめはめ波で遠くに飛ばされ阻止された。

そのことを根に持ち、3年後の第23回大会に弟のサイボーグ桃白白を出場させ天津飯も餃子も始末しようとする。しかし、想像以上に天津飯が強くなっていたことでサイボーグ桃白白は敗北。「ロクな死に方せんぞ」と言いながらどこかへ飛び去っていった。原作ではそれ以降は登場せず。

劇場版[]

劇場版へは第3作『摩訶不思議大冒険』のみに登場。ミーファン帝国の大臣という設定。天津飯に餃子を殺害させようと考えていたが、天津飯が亀仙人の説得で葛藤の末裏切ったことにより失敗。どどん波で天津飯を始末しようとするが気功波で返り討ちに遭い消滅した。

鶴仙人の技[]

原作では攻撃技は全く使用していない。

どどん波
金髪ランチと天津飯に使用。しかし未遂に終わった。映画でのみ使用。
テレパシー
天津飯にジャッキー・チュンの正体を伝えるときに使用。
舞空術
サイボーグ桃白白を連れて退場するときに使用。

脚注[]

  1. 「DB年代記」 ドラゴンボール大全集 18頁
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